キッチンの定番アイテムとも言えるガスコンロ。
利用頻度が高いガスコンロだからこそ、おすすめの中からマイベストを選びたいですよね。
しかし、年々ガスコンロのタイプやデザインの種類が増えており、選ぶのが少々困難です。
そこで今回は、おすすめのガスコンロの選び方や長持ちさせるためのお手入れ方法などをご紹介していきます。
目次
・おすすめのガスコンロの選び方 |
ガスコンロの購入を検討する際に、参考にしていただきたい選び方があります。
ここで、選び方のポイントを解説していきます。
ガスには、都市ガスとプロパンガスの2つの種類があり、ガスの種類ごとにガスコンロのタイプが分かれています。
ガスの種類の確かめは、ガスコンロの銘板シールやガス料金の領収書などで確認できます。
ガスコンロを置くスペースの寸法を測ってから、ガスコンロのサイズを選ぶにも最適です。
ガスコンロには「標準幅59cmタイプ」と「コンパクト56cmタイプ」の2つのサイズがあります。
スペースに合う最適なガスコンロを選ぶためにも、サイズをしっかり確認しておきましょう。
トッププレートとは天板のことで、ガスコンロ上部のプレートを指します。
トッププレートの素材の4種類は、次の通りです。
・ガラストップ
強化ガラスでできた天板。
耐久性や耐熱性に優れているだけではなく、汚れが落ちやすいのでお手入れも楽です。
見た目もクリアで美しく、リッチな印象で実際にお値段も高いです。
・フッ素コート
フッ素がコーティングされた天板。
比較的安価で、掃除がしやすいのが魅力ですが、耐久性や耐熱性はやや低めです。
・ホーロー
鍋などでも有名なガラス質でコーティングされた天板。
耐久性があり、安価なのが魅力です。
汚れも落としやすいので、お手入れが楽です。
・ガラスコート
ホーローの上からガラスのコーティングが施された天板。
表面がつるんとしているので、汚れが落ちやすく、お手入れが楽です。
また、耐久性や耐熱性にも優れているので、そこそこお値段は高くなります。
ガスコンロには、グリルが設置されたタイプがあります。
グリルは魚を焼くときに便利で、水なし、水ありの片面焼きタイプ、両面焼きタイプの3種類があります。
それぞれの特徴は、次の通りです。
・両面焼きタイプ
上下の両面から火力が伝わり、裏返さなくても両面を一度に焼けるタイプのグリルです。
魚だけではなくクッキーやピザなど調理にも最適です。
・水なし片面焼きタイプ
トレイに水を入れずに使える片面焼きタイプのグリルです。
上部から火力が伝わり、両面をしっかり焼くためには、途中で裏返し必要があります。
・水あり片面焼きタイプ
トレイに水を入れて使うタイプの片面焼きグリルです。
水なしのタイプと同じように、調理中にひっくり返す必要があります。
最近では、15,000円前後の安価な2口コンロでも、水を入れずに使える片面焼きグリルが設置されています。
2口以上のガスコンロの場合、コンロによって火力が違います。
一般的には左右のコンロのどちらかの火力が強くなっているので、設置場所に合わせて選びましょう。
例えば、壁側のコンロの火力が強いと、壁に熱が加わってトラブルが発生する恐れがあります。
そのため、壁側ではない方のコンロの火力が強いタイプを選ぶと、事故発生を防げます。
トッププレートの素材だけではなく、バーナー周りの形状も確認しておくと、今後のお手入れが楽になります。
バーナー周りには、ゴトクや受け皿がついています。
最近は受け皿がないタイプもあり、受け皿のお手入れが省略されて便利です。
また、ゴトクの素材は主に2種類あります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
・ステンレスゴトク
耐久性が高いステンレスでできたゴトクは塗装が施されていないので、劣化しにくいのがメリットです。
価格が高いガスコンロに設置されていることが多く、デザインもスタイリッシュでスッキリしています。
お手入れの際にスポンジでこすっても、塗装がはがれる心配がありません。
ただし、熱には弱いので、加熱し続けることで変色する恐れがあります。
ステンレス用のクリーナーを使ってお手入れしておけば、変色のリスクを下げられます。
ステンレス自体が薄い色をしているので、淡いカラーのゴトクが多いです。
・ホーローゴトク
ホーローゴトクは、塗装が施されたゴトクで熱には強いものの、塗装がはがれるリスクが高いです。
塗装が剥がれると、そこから酸化して錆びてしまう恐れもあります。
そのため、ステンレスゴトクよりも劣化しやすいのがデメリットです。
塗装カラーは濃い色がメインなので、汚れや傷が目立ちにくいのがメリットです。
ここで、おすすめのお手入れ方法をご紹介していきます。ガスコンロのお手入れを正しく行うことで、長く使い続けることができます。
ガスコンロで調理をした後は、簡単でもいいので必ず掃除をしておきましょう。
油はねや吹きこぼれなどを放置しておくと、汚れがこびりついて取れにくくなったり、ゴトクの劣化やガスコンロの寿命を縮める原因になります。
調理の後にガスコンロをチェックして汚れを見つけたら、布巾で軽く拭き取っておきましょう。
トッププレートのお手入れ方法順に説明していきます。
1.ゴトクを外しましょう。毎日のお掃除なら、キッチン除菌用のアルコールスプレーを振って布巾で拭き取る程度で大丈夫です。アルコールは引火しやすいので、完全に蒸発するまでコンロの使用は控えてください。
2.時間が経って汚れがこびりついている場合は、中性洗剤を使います。クシャクシャに丸めたラップに中性洗剤をつけて、汚れを擦って取り除きましょう。
3.ひどい油汚れには、重曹が最適です。水100mlに対して小さじ1杯分の重曹を加えて、重曹水を作ります。スプレーボトルに重曹水を入れて、汚れの部分にスプレーしてから、しばらく放置します。汚れが浮いてきたら布巾で拭き取ります。
ガスバーナーに近くて汚れやすいゴトクのお手入れ方法を説明していきます。
1.ゴトクやバーナーキャップ、受け皿などを全て外します。
2.普通の汚れの場合は、食器洗剤をスポンジに含ませてから汚れている部分を重点的にスポンジ等で擦りましょう。
3.かなりひどい汚れが付いている場合は、重曹に水を混ぜてペースト状にしてから汚れの部分に塗ります。その後、スポンジでこすって汚れを取り除きましょう。
4.3番の方法でも汚れが落ちない場合は、大きい鍋に重曹水を作り、その中にゴトクなどを入れます。水1Lに対して大さじ3杯程度の重曹を入れるのが目安です。そのまま沸騰させたら、冷めるまで放置します。冷めた後にゴトクなどを取り出して、スポンジなどでこすって汚れを落とします。
バーナーやセンサーの部分も、吹きこぼれによって汚れるケースが多く、仕組みが細かいのでお手入れが難しいです。
しかし、次のようなお手入れ方法なら、手軽に掃除できます。
1.水と重曹を混ぜあわせて、重曹水を作ります。
2.重曹水に雑巾を浸して、固く絞ります。
3.重曹水を染み込ませた雑巾を使って、バーナーやセンサー周りを拭いていきます。
4.細かいところの汚れが取れない場合は、かなり薄い布巾を使うとよいでしょう。付近に重曹水を染み込ませて固く絞った後に、棒などに巻きつけた状態で、拭いていくと汚れが取れやすいです。
ガスコンロの中で、グリルのお手入れが一番難しいのですが、コツをつかめば大丈夫。
グリルのお手入れ方法を説明していきます。
1.大きなタライの中に、35度から40度程度の1Lのぬるま湯を入れ、大さじ3杯の重曹を入れてよくかき混ぜます。
2.タライの中にグリルの受け皿と網を入れて、30分以上そのままにしておきます。
3.放置時間が過ぎたら、受け皿と網を取り出して、スポンジで汚れを落としていきます。細かい部分の汚れには、歯ブラシなどが最適です。
4.汚れが落ちたら、水でよく洗い流してから、元通りにセッティングします。
ガスコンロの危機表面や操作部のお手入れが簡単ですが、水分などが入り込まないように気をつけなければいけません。
ガスコンロの機器表面と操作部のお手入れ方法は、次の通りです。
・軽い汚れ
乾いた布に食器洗剤をつけて、汚れの部分を拭き取りましょう。
・ひどい汚れ
キッチンペーパーに少し多めに食器洗剤をつけて、汚れの部分に貼り付けます。そのまま5分程度放置して、キッチンペーパーを剥がしたら、乾いた布で洗剤と一緒に汚れを取ります。
食器洗剤が残らないように、しっかり拭いておきましょう。
ガスコンロには寿命がありますが、できるだけ長持ちさせるためのコツがあります。
おすすめのコツを知って、お気に入りのガスコンロを大切に使いましょう。
ガスコンロを掃除するときの洗剤や用具選びを間違えると、劣化の原因になります。
きれいな状態で使い続けるためにも、基本的な掃除用具を知っておきましょう。
・ガスコンロの掃除に適した洗剤
中性の食器洗剤、重曹、アルコールスプレーなどで、トッププレートがガラストップの場合は、ガラストップクリーナー
・ガスコンロの掃除に適した用具
柔らかいスポンジ、サランラップ、キッチンペーパー、柔らかめの歯ブラシ
これらの洗剤や用具は、ガスコンロを劣化させないものばかりです。
逆に、注意しなければいけない洗剤は、刺激が強い酸性の洗剤です。
ガスコンロにつきやすい油汚れは、ほとんどが酸性の汚れです。
つまり、頑固な油汚れは酸性と反対のアルカリ性の洗剤を使う方が中和して汚れが落ちやすくなります。
また、ガスコンロを傷つけてしまうような硬いスポンジやブラシなどの使用も避けましょう。
ガスコンロについた汚れは、すぐに取り除くのがベストです。
時間が経つごとに汚れがこびりつき、ガスコンロの劣化やサビの原因になってしまいます。
汚れがこびりつきや劣化を防ぐためには、日々のお手入れが大事です。
簡単でもいいので、調理が終わった後は、ガスコンロを布巾で拭く習慣をつけましょう。
コンロが2つ以上ある場合は、1つのコンロばかり使うのではなく、均一に使うと長持ちしやすくなります。
コンロ自体にも寿命があり、偏って使い続けていると、1つのコンロだけが早期に使えなくなり、買い替えなければいけなくなるかもしれません。
大きな鍋で調理をする時などは仕方ありませんが、それ以外の時にガスコンロのトッププレートの上に重いものを乗せ続けないように気をつけましょう。
重いものを乗せ続けることで、本体に負担がかかって寿命が短くなる恐れがあります。
残念ながらガスコンロには、寿命があります。それは、どんな家電製品にも言えることであり、それぞれに寿命の目安が違います。
ガスコンロの寿命の目安を見ていきましょう。
ガスコンロの本体の寿命は据置型で5年から7年、ビルトインで10年程度です。
据置型とは、ガステーブルとも言われる設置タイプ、ビルトインはキッチンに埋め込むタイプのガスコンロ。
一般的には買い替えしやすい据置型が多いので、本体寿命の目安は7年程度と思っておいた方がよいでしょう。
ガスコンロの点火の時に電力がいるため、電池が使われています。
ガスコンロの電池の寿命の目安は、半年から1年程度で、点火の際にパチパチと音が鳴る時間が長くなるほど、電池が消耗している可能性が高いです。
ガスコンロのホースの寿命は、ガスの種類によって多少違います。プロパンガスは3年程度、都市ガスは8年程度が目安。
ホースの状態をチェックするのも重要です。耐用年数に関係なく、ひび割れなどの劣化を感じた時は、交換するのがベストです。
ガスコンロには様々なタイプがあり、サイズやグリルのシステム、ガスの種類等の違いがあります。
ポイントは、使いやすさです。
使いやすいガスコンロを見つけるためには、設置サイズやガスの種類を知ること、そして、お手入れをしやすいデザイン設計で用途に合ったグリルが設置されたものを選ぶことです。
毎日の食生活の充実のためにも、正しくガスコンロを選び、長持ちさせていけるといいですね。
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